2020年07月

7/31(金)家の良し悪しを大きく左右する窓 ~家づくりに関する豆知識~

 

仮に、このような分譲地に家を建てるとなれば、このような配置で家を建てることになります。

 

しかし、このような配置で家を建てることを前提とした場合

北側接道の場合にせよ、南側接道の場合にせよ、それぞれに何らかの問題が発生します。

 

こんにちは。

eguken Myhome studio 樺島です。

 

では、それぞれのケースで考えていってみましょう。

 

北側接道の場合

 

北側接道で、かつ3方全て家に囲まれているとしたら

赤い波線部分に大きな窓をたくさんつくっても、それほど光は入ってきません。

隣の家との距離が近いからです。

   

それゆえ、赤の波線部分に大きな窓をつくることを前提とした間取りではなく

室内に光が採り込みやすくなるように間取りを考えないといけません。

 

そうしないと、日中ずっと光が入ってこないリビングダイニングキッチンになってしまい

朝から照明なしでは過ごせないような薄暗くどんよりした家になってしまいます。

 

南側接道の場合

 

南側接道は一見、光がたっぷり射し込む明るい家になるような気がします。

しかし、南に部屋を配置し、青の波線部分に大きな窓をつくってしまうと

外から丸見えになってしまいます。

 

結果、視線を防ぐためにカーテンが必要になり

そのカーテンが開かれることは、おそらく一生ありません。

  

また、窓から侵入してくる直射日光が厳しいため

シャッターによってその光線を遮断しているお家もよく見かけます。

 

しかし、これでは、家の中に全く光が入ってこなくなるので

薄暗いどころか真っ暗な家になってしまいます。

  

さらに、日当たりが良いからと、南に大きな窓をたくさんつくれば

窓を見ただけで家の間取りが分かってしまう

防犯面に不安を抱えた家になってしまいます。

 

結果、カーテンやシャッターだけでは物足りず、庭に目隠しを設置したり

高い塀を設置したりと、外構工事にも工夫が必要となり

さらなる出費を招くことになってしまいます。

  

むやみに窓をたくさんつくることはデメリットになる

 

このように、ただ単純に南に窓をつくれば、それだけで明るくなるわけでもないし

窓をたくさんつくれば、それだけで明るくなるわけでもありません。

 

また、窓をたくさんつくれば、その分カーテンやシャッター

そして目隠しや塀といった余分なコストがかさむことになるだけですし

窓をたくさんつくれば外観に汚い垂れジミを、余分につくってしまうことにもなります。

そして、外壁の汚れが気になり、塗り替えサイクルが早まり

さならなる余分な出費を招いてしまうことになります。

 

さらに、もっと突っ込んだ話をすれば、窓をたくさんつくれば

その分、断熱性能は低下するし、耐震性能も低下することになってしまいます。

窓が多い分、壁が少なくなるわけですからね。

 

ということで、土地を選ぶ時も、そして間取りを考える時も光をどうやって採り込むのかを

しっかり考えながら進めていただければと思います。

 

そうすることによって、カーテンやシャッターなどのコストが必然的に省けるようになるし

目隠しや塀などの余分なコストも省けるようになります。

 

また、窓の数も最小限に抑えることが出来れば、必然的に断熱性能も高くなるし

同時に耐震性能も高くなります。

そして、外壁に出来る垂れジミも減ることから、外壁の塗り替えサイクルも長くなります。

 

そして、なによりプライバシーが担保されたとっても居心地がいい住まいが出来上がります。

 

ぜひ、こんなたくさんのメリットに囲まれた

素晴らしい住まいづくりをしていただければと思います。

 

それではまた…

 

 

7/27(月)リビングダイニングを無駄に広くしない方がいい理由 ~家づくりに関する豆知識~

リビングダイニングキッチンは窮屈にならないように出来るだけ広くしたい・・

開放的で明るい場所にしたい・・

誰しもが、このようにお考えではないでしょうか?

 

もちろん、私も自分の家を建てる時にはこのように考え

出来る限りリビングダイニングキッチンを広くつくりました。

 

ですが、長きに渡り家づくりをしている経験と、約○年間自分の家で暮らしてみて至った結論は

“リビングダイニングキッチンにも適度な広さがある”ということです。

 

こんにちは。

eguken Myhome studio 樺島です。

 

とにかく、出来る限り広くつくった我が家のリビングダイニングキッチンですが

この空間がいつも一体どのような状況になっているのか?と言うと・・

 

常にモノにあふれている 

 

状態です・・・

片付けど片付けど、3日もすれば元に戻っているって感じですね(泣)

 

いつもみんなが集うリビング周りにいろんなモノが集中するのはもちろん

ダイニングテーブルとソファーの間に出来た余分な空間に、子供たちが学校や塾のモノ

そして制服やパジャマ、普段着などを、そのまま置きっぱなしにするからです。

 

まっ、明日使うと分かっているものや、いつも使うものを

わざわざ2階まで持ち運びするのってめちゃくちゃ面倒なので

仕方ないといえば仕方ないんですけどね・・・

  

床面積が増えるとモノを置ける場所も増える・・・

 

リビングダイニングを広くした場合、それに連動して広がるのは

ダイニングとリビングの間のスペースなのですが、ここに余白をつくりつつ

2階に子供部屋をつくってしまうと、我が家のように

リビングダイニングはたくさんのモノで溢れ、雑然とした生活感満載の場所になってしまいます。

 

そして、片付いてないことで、掃除がしにくくなり

またホコリも溜まりやすくもなってしまうため、カビやダニも発生しやすくなり

アレルギーなどの原因をつくりだしてしまうことになります。

 

広げた分だけ家のコストも高くなる

 

また、家の面積を広げると、それに連動して家のコストも高くなってしまいます。

 

LDK2帖広げようとすれば、それだけで家の価格は60万円高くなってしまうし

LDK4帖広げようとすれば、それだけで家の価格は120万円高くなってしまう

という感じに。

 

それゆえ、コスト面で考えてみても、たとえリビングダイニングキッチンであろうとも

必要以上に部屋を広げ過ぎないようにすべきである。ということが言えます。

 

わざわざお金を掛けて、余計に散らかりやすい家にしてしまっている・・・

といっても過言ではないわけですからね。

 

スッキリリビングを維持しやすい工夫

 

リビングダイニングを無駄に広くしても、それが散らかる原因となってしまうのだとしたら

リビングダイニングの広さを適度な広さにし、当たり前のように2階につくろうとする子供部屋を

1階につくってみるというのはどうでしょうか?

 

子供部屋を1階につくれば、自分たちの荷物を自分の部屋に持って行ってもらいやすいし

自分たちの部屋を使ってくれやすくなるため、リビングダイニングを

いつもスッキリしたままで保ちやすくなるのではないでしょうか?

 

仮に、あなたがダイニングには、4人掛けのテーブルを置き

そこで家族みんなで食事をし、3人掛けのソファーをリビングに置きたい・・

そうお考えであれば、リビングダイニングキッチンの広さは

16帖もあれば充分です。

 

コスト的に充分なゆとりがない場合、それ以上広くつくる必要はありません。

広げればその分、コストが上がるだけじゃなく

散らかりやすい家になってしまうだけですからね。

 

ということで、出来るだけ広くしたいという気持ちも分かりますが

それよりも、いかに使いやすく住みやすいのか。という点に焦点を当てて

家づくりをしていただければと思います。

 

それではまた…(^^)/~~~ 

 

7/21(火)外構費用を200万円カットするために必要な2つの要素 ~家づくりに関する豆知識~


外構工事には、想像しているよりも遥かにお金がかかります。

例えば、ものすごく立派な庭だなと感じるお家があったとしたらおそらくその庭には

ざっと300万円〜400万円は工事費用がかかっていることでしょう。

  

それゆえ、外構工事に関しては、資金計画で充分な予算を確保しておくか

あるいは、そもそも外構工事をそれほどしなくていいように

家づくりの計画を立てるかの、いずれかの選択をしなければいけません。

 

こんにちは。

eguken MYhome studio 樺島です。

 

もちろん、弊社では、外構工事が最低限の予算でおさまるような家づくりの提案を

させていただいているのですが、それは2つの秘訣によって実現可能となります。

 

秘訣1:防犯性に優れた家を建てる

 

例えば、大きな窓をたくさんつくっている家は

・外から家の中が丸見えになる・・

・窓を見れば間取りが分かってしまう・・

・防犯性が悪い・・

・外観があまり美しくない・・ため

それらを外構によって、カバーしなければいけません。

 

敷地に入ってこられないように、隣との境界につくる塀。

家の中を外の視線から守るための、またウッドデッキを使いやすくするための目隠しや植栽。

家を惹き立てるためにつくる、門やアプローチ。

 

こういったものに多額の費用をかけることによって、です。

 

他方、このような家を建てた場合

・外から家の中が全く見えない

・間取りが分からない

・防犯性が高い

・家の外観が美しい

ことから、先程のような外構工事をする必要が一切なくなります。

 

家の外壁が塀代わりになるため、そもそも塀が必要じゃなくなるし

視線を防ぐための目隠しや植栽も一切必要ないからです。

また、家を惹き立てるための、門やアプローチなども一切必要がないからです。

 

秘訣2:土地に余白をつくらないようにする

 

そして、もう1つの秘訣が、土地に無駄な余白をつくらないことです。

 

そのためには、まずは無駄に広い土地を買わないようにしなければいけません。

 

例えば、あなたが4人家族で、ゆったりと暮らせる平屋が建てたいとお考えであれば

その敷地は50坪〜60坪もあれば充分です。

 

ですが、多くの方が、80坪〜100坪ぐらいの広さがないと平屋が建てられない

と思い込んでしまっており、無駄に広い土地を買おうとしてしまいます。

 

ですから、まずは、自分が建てたいと思っている家に

必要な土地の広さを知った上で、土地探しをするようにしなければいけません。

 

そして、次に、無駄な余白が残らないように建物を配置するようにします。

 

例えば、一般的には、土地の広さが50坪あれば平屋を建てることが出来るのですが

その広さの土地には、当たり前のように、総二階建ての家が建ち並んでいます。

 

というのも、総二階建ての家が、最もコスパに優れているという

思い込みを誰もがお持ちだからです。

 

ですが、この場合、外構工事費用が高くなってしまいます。

先程お伝えした、塀や目隠しや植栽、そして門やアプローチなどを

つくらないといけなくなるからです。

 

また、余白が多くなれば、その分、草抜きの手間がかかるようになるし

落ち葉の掃除や、木の剪定などにも、これから先ずっと

手間がかかり続けることになります。

 

それゆえ、1階を出来るだけ大きくつくることによって

この費用と手間をカットすべき、なんですよね。

 

ただ、1階が大きくなればそれに伴ってコストも割高になってしまうため

コストが上がらないような間取りのつくり方が必要不可欠になってくるんですけどね。

 

しかし、この2つのルールに従って家を建てるようにすれば

外構工事の予算を大幅に圧縮することが出来ます。

また、それだけじゃなく、土地購入予算も大幅に圧縮することも出来ます。

さらに、家のコストも大幅に圧縮することが出来ます。

 

つまり、家づくりの総コストを大幅に圧縮することが出来るというわけですね。

 

土地にも家にも庭にも、たくさんお金を使うのか?

土地・家・庭にかかるコストを全て圧縮して、その浮いたお金を、趣味や旅行、思い出づくり

子供の教育資金、やがて迎える老後資金などに充てるようにするか?

 

さて、あなたなら…

 

7/17(金)一日中明るい家の正しい作り方 ~家づくりに関する豆知識~ 

 

明るく開放感がある家にするためには

カーテンを閉めなくてもいい窓をつくりながら、窓から入ってくる光を

家全体に拡散させないといけないのですが、残念ながらほとんどのお家が

そうはなっていません。

 

おはようございます。

eguken Myhome studio 樺島です。

 

例えば、本来キッチンは、朝からずっと明るくあるべき場所なのですが

北に配置されがちな上、小さめの窓をつけがちであることから

薄暗く、電気なしでは居られない場所になってしまいます。

 

また、大きな窓をつけることが当たり前のリビングも

日光がたっぷりと降り注ぐ明るい場所のように思いますが

外から丸見えになってしまうことと、日差しが眩し過ぎること

そして暑くなり過ぎることから、遮光カーテンやシャッターを閉め切ってしまい

電気なしでは居られない場所となってしまいます。

 

そして、ただでさえ薄暗いキッチンを

さらに暗くしてしまう原因となってしまいます。

 

それゆえ、家全体を、まんべんなく明るく保てるようにするために

どんな土地でも、単純に南の方向に大きな窓をつくるのではなく

敷地に合わせて、光の採り込み方を変えるようにしないといけないんですよね。

 

狭小地でも朝から安定した明るさを保つ方法

 

こちらのお家は、南側接道の日当たりが良い土地に建っているのですが

その道が比較的交通量が多いため、単純に南に大きな窓をつくってしまうと

外から家の中が丸見えになってしまいます。

 

 

それゆえ、あえて1階の南には窓をつくらず、リビング上部に吹抜けをつくり

リビングダイニングキッチン全体に、光を届けるようにしました。

 

 

吹抜けのデメリットとメリット

 

しかし、吹抜けをつくると、熱がそこに逃げることで

リビングが寒くなりそうな気がして、それを理由に諦めようとしている方も

決して少なくないのではないでしょうか?

 

ですが、そのネガティブな側面は、使用する断熱材や断熱と気密の強化

それから、廊下をはじめとした無駄なスペースを最大限にカットすることで

家を最小限の大きさに出来れば、大幅に緩和することが出来ます。

 

そして、吹抜けから得られる素晴らしい恩恵を

たっぷりと享受することが出来ます。

 

まず、こちらの住まいは、朝から夕方までずっと吹抜けの窓から光が入り続けます。

光を遮断するものが何もないですからね。

 

朝は、東から入ってきた光が吹抜けの西側の壁に反射し

反射光として室内へと拡散していきます。

 

昼間は、室内にたっぷりと光が降り注ぎます。

とりわけ、太陽高度が低くなる冬は、奥のキッチンの方まで

深く光が射し込んで行くので、北にあるキッチンが明るく暖かい場所になります。

 

夕方は、西から入ってきた光が、吹抜けの東側の壁に反射し

反射光として室内へと拡散していきます。

 

このようにして、こちらの住まいは、リビングダイニングキッチンを

一日中安定的に明るく保つことが出来るというわけなんですよね。

 

明るいだけじゃなく、開放感もたっぷり感じられますしね。

 

また、熱が逃げるというネガティブな側面も、吹抜けに面してつくった2階の部屋に

その余熱が伝わると考えれば、決してネガティブなものではなくなります。

 

例えば、こちらの住まいは、寝室を吹抜けに面してつくっているのですが

おそらく、冬寝に行く時、リビングからの余熱が寝室に伝わっていることで

大なり小なり寒さが緩和されることでしょう。

 

吹抜けに面する部屋が子供部屋の場合も、親と子供がお互いの気配を感じやすくなるため

使ってもらいにくい2階の子供部屋を子供たちが使ってくれやすくなる

かもしれないですしね。

 

つまり、吹抜けを上手く利用することで

結果的に、家全体を無駄なく使うことにもつながる

というわけですね。

 

いかがですか?

 

アパートや実家のように、薄暗い家は絶対に嫌だなー

絶対に明るくて暖かい家にしたいなー

もし、あなたがそうお考えであれば、「家にはカーテンがあって当たり前だ」

という固定概念と、

「常に一番南には大きな窓をつくるべきだ」という固定概念を

一旦リセットしてみていただければと思います。

 

それではまた…

 

 

7/15(水)実生活のことまで熟慮した間取りづくり ~家づくりに関する豆知識~

 

例えば、3035坪ぐらいしかない土地は

“狭小地”と呼ばれる土地の部類に入るのですが

こういった土地に家を建てる場合、暗い、閉塞感がある、片付けにくい

使いにくい、といった家になってしまいやすいため

こうならないよう配慮しなければいけません。

 

こんにちは。

eguken Myhome studio 樺島です。

 

一般的に、このような狭小地で家を建てるとなると

当たり前のように2階建てになります。

 

そして、1階にはリビングダイニングキッチンと水回りが配置され

2階には、寝室と子供部屋が配置されるのですが

このようなお家で犯しやすい失敗は

 

少しでも光を採り込もうと窓を多くつくったものの

逆に家の中が丸見えになってしまい、結局カーテンが開けられず

家の中が薄暗くなってしまった・・・

 

必要な場所に収納が不足してしまい、片付けにくく

いつも散らかっている掃除までもしにくい家になってしまった・・・

 

洗濯動線を考える時、干す→取り込む→たたむ→片付ける、の

全ての流れを考えて動線をつくっていないため、実際住んでみて初めて

その動線の悪さと不便さに気付くことになってしまった・・・

 

といったことです。

つまり、生活面において、よくない影響が出てしまうというわけですね。

 

それゆえ、光の採り込み方はもちろん、収納のつくり方

そして家事動線のことも、実生活のことを考えながら

間取りをつくるようにしなければいけないんですよね。

 

景観にも配慮した理想的な動線

 

 

例えば、実家の隣に建っていた古い家を取り壊し、建て替えさせていただいた

こちらの住まいは、敷地は、いわゆる狭小地と呼ばれる

一般の方が見たら「ここに家って建つの?」と疑問に思うぐらい狭い土地でしたが

このような敷地条件の中でも、毎日しなければいけない洗濯の一連の作業が

非常に楽になるような間取りをご提案させていただきました。

 

このお家が建つ土地は、接道が南であるため

1階の一番北に水回りを配置し、2階の一番南にベランダをつくり

そこに洗濯物を干すという間取りをつくってしまいやすい土地です。

 

しかし、そのような間取りにしてしまうと

水回りは薄暗くて寒くなってしまう上に、脱衣室から一番遠いところまで

重たい洗濯物を持ち運びしないといけなくなります。

毎日、階段を上下しつつです。

 

これって、歳をとるに連れてどんどん辛くなっていきますよね?

そして、足腰が弱くなってしまった時には・・・

 

それゆえ、限られた広さの土地ではあるものの、こちらの住まいでは

1階で洗濯作業の全てが解決する間取りとさせていただきました。

 

 

まず、洗面脱衣室を少し広めにつくり、かつ南向きにさせていただきました。

そして、その窓の向こうには

洗濯物が干せるデッキをつくらせていただきました。

 

こうすることで、晴れた日は、洗濯機からわずか数歩で

太陽が当たる場所に洗濯物が干せるし、花粉などが厳しい時期は

太陽が射し込む洗面脱衣室に室内干ししておくことも出来ます。

 

また、そのデッキへは、リビングからも続くようにしているため

 

乾いた洗濯物を、リビングに取り込むことが出来ます。

 

さらに、リビング近くに

ファミリークローゼットをつくっているのですが

これは、乾いた洗濯物を、そのままクローゼットの中のハンガーパイプに

干しておけるようにするためでもあります。

 

いちいち全部たたむのも大変ですからね。

そのまま吊れるものは、吊っておけばいいわけですもんね。

 

もちろん、洗濯物を干すデッキは、

周囲から丸見えにならない場所につくっているし

かつ周りから見えないように目隠しもしているので

家の景観も美しい状態のまま維持出来ます。

 

いかがですか?

景観にも配慮しつつ、理想的な動線の住まいになっているでしょ?

 

ということで、今回はここまでにして、引き続き次回も

こちらの住まいについて別の角度からお伝えしていきたいと思います。

 

それではまた(^^)/~~~ 

 

7/8(水)なんとなくのイメージだけで決めつけていませんか? ~家づくりに関する豆知識~


業者さん:

「あのー、特に用事があったわけじゃないんですが

○○さんにちょっとお聞きしたいことがあってー」

 

○○:

「どうしたんですか??」

 

業者さん:

「この間、銀行の窓口に行った時に、iDeCo(イデコ)っていう

カクテイキョシュツネンキン?をものすごーくすすめられたんですが

銀行の説明ではイマイチよく分からなくて

パッと思いついたのが○○さんだったんで来ました」

 

○○:

「そりゃあ、絶対やった方がいいですよ!すぐに口座開設して手続してください!!」

 

業者さん:

「でも、うちの妻に話してみたところ、僕の説明が悪かったのもあるのですが

そんなの絶対怪しい!!の一点張りで話にならなくて・・・

やるなら妻にも同意してもらわないといけないのですが

どうやって説明したらいいかも教えて欲しくて・・・」

 

○○:

「ついでに、奥さんも働いているんだったら、一緒に奥さんもやった方がいいので

今から言う通りに説明してみてください!」

 

業者さん:

「ありがとうございます!どうも銀行の人は頭が良すぎるせいか

なにを言っているのか全然分からなくて・・・」

 

○○:

「なんだか、その言い方だと、自分が頭悪いみたいじゃないですかーーー(笑)」

 

業者さん:

「いやいや、そんなこと言ったつもりはないですよー(汗)」

 

おはようございます。

eguken Myhome studio 樺島です。

 

過去にも何度かお伝えさせていただいた国民年金・厚生年金に上積みして

個人で加入する個人型確定拠出年金iDeCoですが、その商品の中身には

投資信託もあることから「投資=損をするかもしれない」という

先入観が強く頭にある方は内容をよく理解するまでは

反発の感情が心に芽生えてしまいます。

 

その結果、内容的には、入った方がいいものであるにもかかわらず

多くの方が機会損失をしてしまっているんですよね・・・

 

なんせ、掛金は全て所得控除になるため、掛けている期間中ずっと

所得税と住民税の両方を節税出来るし、住民税を節税することによって

結果的に子供の保育料まで安くなりますからね。

   

本質を見落とさせてしまう先入観

 

資産運用と聞くと、“怪しい”とか“騙される”とか“大損をする”

というイメージがつきまとうように、家づくりにおいても

多くの方にネガティブな要素のイメージの方が、強く浸透してしまっていることがあります。

 

例えば、デザイン性が高い家というのは

“見た目ばかりこだわって、住みやすさを無視している”とか

“ものすごく価格が高い”というイメージが先行しています。

 

確かに、そのような家も存在するでしょう。

それゆえ、そういったイメージが先行してしまうというのもまた1つの事実だと思います。

 

ですが、デザイン性が高い家の全てが

住み心地を無視しているわけでもなければ、コストを無視しているわけでもありません。

 

実際、弊社が提供させていただく住まいは住みやすさにも焦点を当てているため

洗濯や片付け、掃除などの家事負担を軽減出来る間取りをご提案させていただいています。

 

また、少しでもローンの負担を軽減するために、性能を一切損なうことなく

家のコストを落とす工夫もしているし、家だけじゃなく、土地購入コストや外構コストをも

削減出来るような住まいづくりをご提案させていただいています。

 

“食わず嫌い”という言葉があるように、私たちは、実際体験したこともないのに

単なる先入観だけで、物事を判断してしまいがちですが、

これは、時として大切な本質を見落としてしまう大きな要因となってしまいます。

これは、家づくりについても同様だと思います。

 

ですから、家づくりでも、なんとなくの先入観に支配されることなく

フラットな状態で物事を見ていただければと思います。

きっと得することはあっても、損することはありませんから!

 

 

それではまた(^^)/~~~